今さらヒロミについて

2006シーズン、ヒロミが東京の監督をやらないことが決定して、自分の気持をまとめないまま放置している間に、監督を含めて行く人、来る人、続々と発表になっています。遅くなりましたが区切を付けるためにヒロミについて書きます。
昨年は首位→降格争い→結局いつもの順位とたいへんな一年でした。いろんなインタビューでヒロミが、「降格争いのドロ沼から脱出できたのはサポーターのおかげ」的なことを言ってくれてますが、それは逆で、監督がヒロミだったからこそ応援出来たところも多分にあったと思います。去年のプレシーズンマッチの川崎戦の後、芳しく無い試合内容にスタンドからブーイングが起きていた時も、「すいません」と素直にあやまっちゃう挨拶一発で、その空気をひっくりかえしてしまいました。あんなことが出来る監督はなかなかいないと思います。
実際のサッカーの内容については特に不満があるわけじゃないけど、ヒロミじゃない監督が指揮をとる東京も見てみたいと思ったことは何度かありました。そう考えると、今回のように、成績不振による解任では無く、任期満了という、また指揮を取る可能性が残るような形でお別れ出来るということは幸運なことなんだと前向きにとらえることにしようと思います。いろんなところに載っているヒロミのインタビューを見ると、他のところの監督やりにくいくらい応援してくれたと感じてくれているようなので、また監督やってくれるチャンスは残っていると思います。でも、そういうこと言っときながら、あっさり他のチームの監督やって「ごめん」とか言うのを笑いながら受け入れる自分も想像出来るな。

ヒロミ4年間ありがとう。またね。